個別レッスンの落とし穴

実際のところ、信頼関係さえ作ってしまえば、講師との間に壁はなくなりますし、より具体的な相談や質問ができる、ということに関しては、何ら間違いはないのではないでしょうか?その一方で、個別レッスンにはメリットばかりがあるとも思われがちですがレッスン料の他にもデメリットはあります。それは講師との間に、信頼関係が出来上がってしまった後は、 客観的な姿勢がなくなりがちで、自分の英語力に対しての「批判精神」がなくなってしまいがちであるということが挙げられるかもしれないのです。

語学を学ぶ上で何よりも重要なのは、客観的に自分を見つめ、足りないものを挑戦的に補っていく姿勢ですが、個人レッスンを繰り返していくうちに、講師との間に甘い関係が築かれてしまうと、そのような気持ちも失ってしまうということになりかねませんから、特に注意が必要です。なあなあの関係になってしまった後は、客観的に学び取るという姿勢を取り戻すことは非常にむずかしくなってしまう可能性もあります。それを未然に防ぐための有効な手立てとしては、大きな目標よりも小さな目標をたくさんたてて、今日のレッスンではここまで進みたいというふうに講師と相談して決めるなどして、ミクロな目標を達成していくことで指導のマンネリ化を防ぐのがいいかも知れませんね。

確かに、信頼関係を築いた後でも個人的な関係は別にして厳しく接してくれる先生はいますから、そういう先生が担当になった際には、決して離さない方が良いと言えるのではないでしょうか。結局のところ、マンツーマンレッスンでは講師との関係次第というところもあるため、「ある程度引っ張ってもらいたい」という性格の人には向いているレッスンスタイルかもしれません。